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色塗り楽しいので、進みが早いです(;´///`)

得意ではないですし、出来上がったやつは、いつも
何だか薄い色になってしまうのですが、色塗り自体は大好きなので、
原稿のカラーは、いつもより少しだけ進みが早く出来ています(;´///`)
設定した締め切りが来月なので、余裕を持って終わらせられるように
頑張ろうと思います。




▼うさ銀とジミーくんと夜のSS

沖田くんが夜勤の為、夜にうさ銀と一緒に居られない予定の、ある夜、
うさ銀は電気で明るく、温かいお部屋でテレビを観ながら、
茶色のうさぎのぬいぐるみを抱えて、ぼんやりとしていました。
沖田くんは、一緒に居れば、何かとうさ銀をだっこしようと
してきたり、自分とうさ銀のお布団を隙間なくくっ付けて眠ろうと
してきたり等、いろいろと変な行動を取ってくるにんげんですが、
いざ居ないとなると、お部屋がとてもしん…と静かに感じられて、
うさ銀は、何だか落ち着かない気持ちになりました。
テレビではお笑いが放送されていて、おもしろいはずなのに、です。
うさ銀にはまだうまく形に出来ない気持ちです。

うさ銀は、すっくと立ちあがり、襖をあけて、廊下に出ました。
そのまま廊下を歩いていると、ある部屋の中から案の定、
嗅いだ覚えのある香りがしてきました。あんぱんの香りです。
ジミーくんのお部屋です。
ジミーくんは、うさ銀に時折、あんぱんをくれるので、
うさ銀は、ジミーくんには結構懐いているのです。
「じみーくん、あそぼ。あんぱんもくれ」
うさ銀は襖の向こうに声を掛けました。
ジミーくんは慌てて、襖を開けてうさ銀をお部屋に入れてくれました。
そして、うさ銀に、袋から出したばかりのあんぱんをくれて、
ちょっと笑いました。
(うさちゃんが、ここに遊びに来てくれたことを隊長が知ったら、
俺ってどうなるんだろ…、という、少し困った笑いです)

「うさちゃん、何をして遊びたいんですか?」と、
あんぱんの餡子で口の周りをべたべたにしているうさ銀に
ジミーくんが尋ねました。
「おれ、さんぽにいきたい」うさ銀が言いました。
ジミーくんは、「夜に出掛けるのは危ないかもですよ」
「うさちゃんをおぶって出かけたなんて事を知られたら、俺は一体…」(小声)
…等、いろいろと言ってはいましたが、うさ銀は聞こえないふりをして、
ジミーくんの背中におぶさり、「はやくいこう」と言いました。


お外には、もう真ん丸な月が登っていました。
カスタードプリンのような色の月です。
細かい星は、まるでザラメのようにきらきらと光っています。
沖田くんがうさ銀にくれるおやつのプリンや、
おせんべに付いてるザラメのようです。
うさ銀は、ジミーくんの背中から空を見上げながら、そう思いました。
魚の姿は、残念ながら今は見えません。でも、
橋の上からのぞいた川の中にも、プリンやザラメが形を変えながらも
やっぱり、きらきらと光っています。
道の端に生える街路樹から、何かの影が飛びます。
前に、沖田くんと夜の散歩に出た時に、影に驚いたうさ銀に
沖田くんは、「あれは、フクロウですぜ。夜でも目がよく見える鳥でさァ
今度、動物園へ行って近くで見ましょうねィ」と言っていました。
こんかいのかげも、きっと、ふくろうだな…と、うさ銀は思いました。
うさ銀の耳がぴく、と動きました。誰かさんの声が聞こえた気がして、
あれ?、と不思議になりました。


ジミーくんは、屯所の近くをぐるりと一周すると、屯所の方に向かって
歩き始めました。
うさ銀は、まだ空を見上げています。
ジミーくんは、立ち止まり、背中に乗せたうさ銀を振り返って言いました。
「…きっと隊長は、朝が来る前に帰ってきますよ」
そしてジミーくんが屯所に向かって再び歩き出した時、背中の方から
うさ銀を呼ぶ声が聞こえてきました。

ほんとうに、あさがくるまえにかえってきたな、うさ銀は心の中で思いました。
ジミーくんは、(うさちゃんと出かけた事が隊長にバレた…!!!たすけて…)と、
心底思いました。












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今日も雪でした。

今日も朝からすごい量の雪が降ってしまい、道が埋まっていました。
市で運営している除雪車が早くから動いていてくれてるので、何とか
道を歩けるのですが、やはり縁の方に雪が押し付けられている事もあり、
道路の幅が狭くなってしまっているので、道を歩こうとすると、
車と接触してしまうくらいの場所を歩く事になってしまいます(;_:)
どうしようもない事ですが、ほんとに早く春が来てほしいな(;´///`)





▼うさ銀と恐怖のお風呂SS

うさ銀は、まったく泳げません。
うさ銀が今よりもっとちいさな頃、
泥遊びで汚れてしまったうさ銀の足を洗ってあげようと、
うさ杉くんが連れてきてくれた浅い川で、
うさ銀は足だけを水につけてしゃがんでいました。
その時、ついでに汚れた自分の手を洗おうと、うさ杉くんが
ほんの一瞬。自分の手に水をかけて手を洗おうとした、
ほんの一瞬だけ、うさ銀から目を離してしまった瞬間にも、
うさ銀は立ち上がれば十分に頭が出る程度の浅い川で足を取られ、
流されかけてしまい、溺れてしまいそうになったのです。
うさ杉くんは、ものすごく焦ってうさ銀を助けてくれました。

このように、うさ銀は泳げないのです。今でも。
なので、うさ銀は初めて屯所のお風呂場を見た時は、
もう、ものすごい恐怖を感じました。
たくさんの隊士のみなさんが一気に入れる大きさの浴槽。
しかも、結構深めです。
うさ銀は沖田くんに、
「これから毎日、ここでお風呂に入りましょうねィ」と
言われた瞬間、もう、ここから逃げ出してしまいそうになりました。
うさ銀は、浴槽を見ながら、心臓がどきどきしてくるのを感じました。
もしひとりでこんな大きな風呂に入る事になってしまったら、
以前に先生が観ていたDVDのワンシーンのように、足だけを突き出した状態で
水の中に沈む…という怖い状態になってしまうかもしれない、とすら思いました。
うさ銀は、お風呂に入るのを、それはもう嫌がりました。
沖田くんの腕や手や頭をひっかいたり齧ったりして、嫌がりました。
でも、屯所のお庭を掘り返して遊びまくったうさ銀の手足は泥だらけで、
ちょっと拭っただけでは落ちないぐらいの泥がたくさん付いていたのです。
なのでその日、沖田くんはうさ銀をなだめながら、お風呂場に行きました。
大きな浴槽にはお湯がなみなみと入っています。
うさ銀は、ぶるぶると震えました。
沖田くんはうさ銀が、大きなお風呂に怯えているのがよく分かりました。
お風呂から少しも目を離さず、ぶるぶるしていたからです。

沖田くんはうさ銀に、だいじょうぶですよ、と言いました。
「大きいお風呂が嫌なんですよねィ。うさ銀ちゃんは、まだ身体が
ちいさいんだから、深いお風呂が苦手なのは当たり前ですよ。
俺がだっこして入ってもいいかな、と思ってたんですけど、
それよりも、このちいさい桶の中にお湯を入れて、お風呂にしましょうね」
そう言って、ちいさな桶の中にお湯をくんで、うさ銀を足の先から、
そっとお湯につけてくれました。
うさ銀の両脇を手で抱えたまま、頭が沈んでしまわないように、
ずっと、そうしていました。

うさ銀は、暴れるのをやめました。
黙って、そのまま、お風呂で身体をあっためる事にしたのです。

次からうさ銀は、お風呂場に行くのをあまり嫌がらなくなりました。






(*´///`*)

昨日までに、BOOTHの方から通販のお申し込みを頂けていた分は、
本日までに全て発送させて頂きました。
恥ずかしい内容の話ですのに、
ご興味を持って頂けて、本当にうれしいです(;///:)





▼うさ銀とことりSS

沖田くんがお昼頃、うさ銀と一緒にごはんを食べようと
自室に帰ってきた所、お部屋の中にうさ銀が居ません。
いつもなら、どこかに遊びに行っていても、
ごはんの時間にはうさ銀は、お部屋に帰ってきているはずなのに、です。
蝶よ花よ妖精よ天使よ、と、うさ銀の事をかわいがっている沖田くんは、
背中が、ぞ…とするのを覚えました。
彼にとって、うさ銀が居なくなってしまうなんて事は、
起こってはならない事です。
彼は屯所中の他人の部屋や会議室などを開けて、うさ銀を探しました。
声を上げて探しました。
その声に応えて、お庭の方から声が聞こえてきました。
沖田くんは、急いで声のする方へ走って行きました。

「おきた」
うさ銀が沖田くんを呼びました。
「…う、うさ銀ちゃん、どうしたんですかィ」
沖田くんは、お庭に出て、木の上を見上げました。
驚いた事に、屯所のお庭にある大きな木の中ほどにある鳥の巣の上に、
うさ銀がちいさく座り込んでいる姿が見えたのです。
沖田くんは、ほっとすると共に、焦りました。
木に登って遊んでいたうさ銀が、木から降りられなくなってしまい、
助けを必要としていたんじゃないかと思ったのです。
「大丈夫ですか?今すぐ降ろしてあげますから、
そこを動かないで下さいね」
そう言って、木に登ろうとした彼にうさ銀は言いました。
「おれ、いま、たまごのめんどうみてんだ」
「だから、まだおりなくていい」

…?…?、
沖田くんは、一瞬うさ銀の話している事の意味が分かりませんでした。
うさ銀は続けて言いました。
「このすの、ふうふのとりが、えさをたべにいくあいだ、
おれが、たまごをあっためてたら、ふうふのとりが、おれに
やまにあるめずらしいきのみをくれるっていったから、
たまごのせわをしてんだ」
「それでさ、こんど、ひながうまれたら、
おれにいちばんにみせてくれるって。いいだろ」
…なるほど。沖田くんにも何故うさ銀が鳥の巣の上に座ってるのか
分かりました。
うさ銀は、うさ銀の友達のことりの夫婦が山にエサを食べに行く間の
卵シッターをしている最中なのです。
報酬は、山にある珍しい木の実です。

沖田くんは、微笑ましい気持ちでいっぱいになりました。
うさ銀とことりが、そんなやり取りをしている姿を想像すると、
ほんわかした気持ちになりました。
ヒナの顔を一番に見せてもらえる事を自慢してくるうさ銀の事を、
いつもながら、心底かわいいと思いました。

うさ銀のともだちの鳥たちが山から巣に帰ってきて
卵シッターの仕事が終わり、うさ銀の手が空いたら、
すぐにうさ銀を木の下に降ろして、
いっしょにおいしいごはんを食べよう、と、
沖田くんは、うさ銀のお仕事が終わるまで、
自分もお昼ご飯を食べるのを止めて、待っています。






こわいはなしの話。

本当にどうでもいい話題なのですが、
先日、熱を出して寝込んでいた時に、ぼやーっとしながら
やたらと思い出していたのが、結構前に観たホラー番組の1シーンで、
廃墟(病院?)から、首のない男が、カメラを持ってる人の方に走ってくる場面
…なのですが、本当に怖かったです。
変な声、みたいなものと一緒に、腕を振り回しながら首なし男が走ってくる…
初めて見た時、相当ショックだったのですが、
熱で頭がぼやーっとしてる時に、何故かそんな思い出さなくてもいいような
ものを思い出し続けてしまい、熱が下がって、冷静になった時に
ひたすら自分がなぞでした…(;´`)
もっと、こう、草原でうさぎの親子がたわむれる場面とか、
奇麗なハチドリが飛び交う所とか、
イタリアのおいしそうなパスタを食べるシーンだとか、
癒されそうな場面は、色々あるよなあ…と思いました…(笑)

自分が当事者でない限り、怖い話は結構好きなのですが、
あんまり怖すぎるのは…怖いので駄目かもです。

そして、怖い思いを引きずっていたのですが、本日、お友達からたくさん
プレゼントを頂いたので、元気が出てきました。
ありがとうございます…!







▼ちょっと育ったうさ銀と土方さんと近藤さん


近藤さんと土方さんは、心配でした。
最近、沖田くんのお部屋に住んでいるうさぎが、
急速に育って、一晩で10歳過ぎくらいの男の子な
見た目になる…という驚愕の出来事が起こったのですが、
そのうさぎを沖田くんが、どうしても膝の上に乗せようと
がんばっている姿を目撃してしまったのです。
…いや、元々、そのうさぎの見た目が鏡餅の妖精のような
こうさぎ姿だった時も、やたらとだっこしようと彼が
がんばっている姿を見かけてはいたのですが、
こうさぎをだっこしようとしている姿と、
10歳くらいの男の子にしか見えないうさぎを
だっこしようとしている姿では、雲泥の違いがあります。
犯罪の香りが漂う光景です。
うさ銀ちゃんかわいいね、を連呼している姿も、
うさぎがこうさぎ姿だった時には、まだ許される姿だったかも
しれませんが、今、同じことをしているその姿からは、
いけない香りしかしません。
犯罪です。犯罪の香りがばんばん強くなっていきます。

今も縁側に座っているうさ銀を、沖田くんがにんじんで釣って
だっこしようとしています。
近藤さんと土方さんはその姿を柱の向こうから見つめていました。
何と言って声を掛けたらいいのか…、
ふたりはまだ悩んでいます。










(;´ `)

自分の事をえらいと思った事が、物心ついた時から、
ほぼほぼ、なかったのですが今回はがんばった方では!?…と思った事が
あったので書きます。

先日、出張があり都内まで行ってきました。
仕事が終わって連休になり1日目から胃腸炎で38.9度の高熱を出す。
1日で平熱に戻る。病院に行ったら、
「他人に移るような病気でないし、少し休んだら働けるよ」と
言って頂ける。
連休がまだ1日あったので何もせずに休む。
次の日から仕事。
…が、1日から今日までの私でした…。
誰にも迷惑を掛けずに済んだので、本当によかった…!
あと、1日で熱を下げられたのもよかったです(;_:)
ちょっと自分に自信が持てました。






▼うさ銀から見た沖田くん

うさ銀はちゃんと分かっていました。
沖田くんが心底自分をたいせつにしていてくれる事に。

どんなにお仕事が忙しくても、沖田くんは1日1回は
必ず、うさ銀と一緒にごはんを食べられるように
お仕事の時間を調整したりしていました。
一緒にごはんが食べられない日があった時には、
後でちょっと、がっくりとして落ち込んでいた事も
知っていました。
忙しくていっしょに眠れない日があった時も
そうやって、落ち込んでいました。
自分が、うさぎの仲間の誰も居ない屯所に
うさ銀を連れてきてしまい、そのせいで、
うさ銀がさみしい思いをしてるんじゃないか…と
いつもとても心配していて、せめて、出来るだけ、
自分が傍に居よう…と思っているからでした。

沖田くんは、いつもうさ銀におみやげをくれました。
お菓子やおもちゃの事が多かったのですが、時折、
お花の苗や、植物の種なども買ってきてくれました。
うさ銀は、買ってきてもらったお花や、種を
すごく大切に育てました。
うさ銀は、お花やはっぱがすきです。
食べられるから、という理由だけでなく、
見るだけでもう、楽しい気分になれるからです。

ある日、うさ銀は沖田くんに、
どんぐりをプレゼントしました。
沖田くんからもらったうさぎ草の苗に、たくさん花が
咲いた日の事です。
これは、別に、いつもおみやげをくれる事への
お礼の気持ち、というだけではありませんでした。
いろんな事を考えた結果、うさ銀は沖田くんに
何かプレゼントをしてやってもいい、と思ったのでした。
沖田くんは、すごく喜んでいました。
うさ銀がぺちゃんこになるくらい、うさ銀をだっこしました。
そして言いました。
「俺、このどんぐりを庭に埋めますね。
それでいつか木になって、またどんぐりが成ったら、
うさ銀ちゃんに食べさせてあげますねィ」とうれしそうに言いました。
ふーん。とうさ銀は言いました。気のなさそうな答えですが、
うさ銀は内心、少し、うれしいと思っていました。


























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あかこまどり
性別:
女性
自己紹介:
1827とジュリジャンとカヲシンと沖銀土銀が特に好きです。
ごくまれに同人活動をしている場合もあります。

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むくろちゃん。

この髪型のテンプレを見た瞬間、たまらずに作ってしまいました・・・!(^//^;)

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