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今日も雪でした。

今日も朝からすごい量の雪が降ってしまい、道が埋まっていました。
市で運営している除雪車が早くから動いていてくれてるので、何とか
道を歩けるのですが、やはり縁の方に雪が押し付けられている事もあり、
道路の幅が狭くなってしまっているので、道を歩こうとすると、
車と接触してしまうくらいの場所を歩く事になってしまいます(;_:)
どうしようもない事ですが、ほんとに早く春が来てほしいな(;´///`)





▼うさ銀と恐怖のお風呂SS

うさ銀は、まったく泳げません。
うさ銀が今よりもっとちいさな頃、
泥遊びで汚れてしまったうさ銀の足を洗ってあげようと、
うさ杉くんが連れてきてくれた浅い川で、
うさ銀は足だけを水につけてしゃがんでいました。
その時、ついでに汚れた自分の手を洗おうと、うさ杉くんが
ほんの一瞬。自分の手に水をかけて手を洗おうとした、
ほんの一瞬だけ、うさ銀から目を離してしまった瞬間にも、
うさ銀は立ち上がれば十分に頭が出る程度の浅い川で足を取られ、
流されかけてしまい、溺れてしまいそうになったのです。
うさ杉くんは、ものすごく焦ってうさ銀を助けてくれました。

このように、うさ銀は泳げないのです。今でも。
なので、うさ銀は初めて屯所のお風呂場を見た時は、
もう、ものすごい恐怖を感じました。
たくさんの隊士のみなさんが一気に入れる大きさの浴槽。
しかも、結構深めです。
うさ銀は沖田くんに、
「これから毎日、ここでお風呂に入りましょうねィ」と
言われた瞬間、もう、ここから逃げ出してしまいそうになりました。
うさ銀は、浴槽を見ながら、心臓がどきどきしてくるのを感じました。
もしひとりでこんな大きな風呂に入る事になってしまったら、
以前に先生が観ていたDVDのワンシーンのように、足だけを突き出した状態で
水の中に沈む…という怖い状態になってしまうかもしれない、とすら思いました。
うさ銀は、お風呂に入るのを、それはもう嫌がりました。
沖田くんの腕や手や頭をひっかいたり齧ったりして、嫌がりました。
でも、屯所のお庭を掘り返して遊びまくったうさ銀の手足は泥だらけで、
ちょっと拭っただけでは落ちないぐらいの泥がたくさん付いていたのです。
なのでその日、沖田くんはうさ銀をなだめながら、お風呂場に行きました。
大きな浴槽にはお湯がなみなみと入っています。
うさ銀は、ぶるぶると震えました。
沖田くんはうさ銀が、大きなお風呂に怯えているのがよく分かりました。
お風呂から少しも目を離さず、ぶるぶるしていたからです。

沖田くんはうさ銀に、だいじょうぶですよ、と言いました。
「大きいお風呂が嫌なんですよねィ。うさ銀ちゃんは、まだ身体が
ちいさいんだから、深いお風呂が苦手なのは当たり前ですよ。
俺がだっこして入ってもいいかな、と思ってたんですけど、
それよりも、このちいさい桶の中にお湯を入れて、お風呂にしましょうね」
そう言って、ちいさな桶の中にお湯をくんで、うさ銀を足の先から、
そっとお湯につけてくれました。
うさ銀の両脇を手で抱えたまま、頭が沈んでしまわないように、
ずっと、そうしていました。

うさ銀は、暴れるのをやめました。
黙って、そのまま、お風呂で身体をあっためる事にしたのです。

次からうさ銀は、お風呂場に行くのをあまり嫌がらなくなりました。






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1827とジュリジャンとカヲシンと沖銀土銀が特に好きです。
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