*LOVES.TORYで年の差1827。(・・・のいらぬ設定たち)
*沢田綱吉:権力者(マフィア)の家のこども。前半:4~5才。後半:14才くらい。
(権力者の家の子、という設定にしていましたので、
作中ではパーカーなどはは着せずに、襟付きのきちんとした服を着せていました)
毎日毎日、家庭教師たちからお屋敷の中だけで教育されていた。
(ちなみに先生は、アラウディさん、リボーンさん、Gさん、雨月さん、風さんたち)
だんだんそんな生活がいやになっていたツナは、ある日こっそり屋敷を抜け出す。
赤ちゃんのころから大好きだった、巨大ロボ人形を持って。
*ロボ人形:ツナのお気に入りの人形。ツナにしゃぶられたり、お風呂に入れられたりしていたので、ボロボロ。
ロボロボ。実は動く。トイ〇トーリー状態。
ツナのことがすき。ヒバリのことはあんまり好きではない。
ある日、ツナに道に落とされてヒバリに拾われる。
*ヒバード:ヒバリの飼い鳥(?)。いつも元気。そして、長生き。
(オウムって、200年くらい生きるらしいのですが、ヒバードって何鳥なのでしょうか・・・?カナリア+ひよこ??)
*リボーン:ツナの家庭教師の先生。ずっと20代な見た目。
何気にツナをかわいがっているので、ツナにちょっかいをかけてくるヒバリがムカつく→銃で撃つ→
ヒバリの数少ない取り柄、顔を狙う。
大人になったヒバリにはツナをとられてしまったので、こっそりくやしい。
*ヒバリ:前半:中学生、後半:20代。
道に落ちていたロボ人形を拾ったことから、ツナと知り合う。
うっかり年下の男の子なツナを好きになってしまう→リボーンさんに煙たがられる。
ツナとお別れするときに、ロボ人形を預けられる。
「かならず、きみをむかえにいくよ。待っていて」
その言葉を果たす為、10年かかった。
年を追うごとに、だんだんときれいに笑えるようになった。
実はロボとは仲が良くない。
※実は最後までアラウディさんを描きたくてもそもそしていました・・・(泣)ムリでした・・・。
「おまえみたいな何にも持ってねぇクソガキにツナをくれてやることなんか出来ねぇんだよ。さっさと失せな」
リボーンはヒバリさんに向かってそう、言葉を放ちました。
おれは、ヒバリさんの頬に出来た傷跡を見て、泣いてしまいました。
ぽたり、ぽたり、と赤い血が流れおちていきます。
きっとおれは叫んだのかもしれません。
でも、そう思っただけでほんとうには、声にはならなかった。
これ以上、ヒバリさんが傷つけられる姿を見ることはできません。
人形を彼に差し出して、
「お、おれだとおもってずっと、一緒にいてください・・・・・・」
おれは泣きながらそう言いました。
指先から人形が離れていきます。
リボーンがおれの手首を握りしめて、屋敷の方へ向かおうとします。
おれは、これがさいごなのかもしれない、って思ってヒバリさんを見上げました。
記憶の中の彼は最後に、
「かならず、むかえにいくよ」
と。
あの日からもう10年たちます。
人ごみの中を歩きます。もう、かたわらに人形が一緒にはいてくれません。
大きくなることで、外に出る事や友達を作ることはできるようになったけど、
あのひとにはいまだ、会えてはいません。
ごめんね
でもね、顔をあげてみて
ふいに耳元で声がしました。
人ごみの中。遠くに知っている、・・・知っていた後ろ姿が見えました。
ゆっくりと学ランの後ろ姿が振り返ります。
ねえ、
みて?
あの日、最後に俺が見上げたあのころのあなたが、
指した先には。
「ねえ、かならずむかえにいくよ、って言ったでしょう?」
俺はいつも、あの日のことを思い出す。
一瞬だけ、きっとあのときだけ、きっとあの日のあなたに会えたんだ、って
ヒバリさんにそのことを話すと不思議がる。
だって、聞いてよ。
あの日、ヒバリさんが歩いていた時に、ふいに、電柱の陰から、はじめて会ったころの俺が顔を出してさ、
笑いながら走っていって、振り返って、
まってたよーーーー!
って。
走っていっちゃったんだって。
学ランを着ていたころの自分と一緒にさ。
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