zakki:

■「メロウ」日記版あとがき

恥ずかしいし、別に読まなくてもいい内容なので、まとめの上の記事ではなく、
あえてこちらにあとがきを書きました。

某作家さまの一説に、
「主人公になれるのは、完璧な人間じゃなくて、揺らいでいる人間だけなんだろう」
・・・という言葉がありました。
完璧な人間だって主人公になったっていいじゃないか、と、当時は思いましたが
今回描いた話では、中身の揺らいでいる子の話を描いてみようと思い、そうしました。
結果、ひとを好きになった事で精神年齢が上がっていった沖田君と、
子供の頃に必要なものが、やはり少しだけ足りなかったせいで、
大人になりきる事が出来なかった銀時さんの話になりました。

話の中で出てきた花にも、作中では触れませんが、
こっそりとそれぞれ意味を考えて描いています。
花言葉なんて、あまり普段は全然気にもしないのですが、
(・・・ぶっちゃけ菜の花あたりは、花、というよりもむしろ食べ物だって認識でした・・・
桜だって、毎年、葉っぱを塩漬けにして使うし・・・食べ物食べ物(-///-;))
■菜の花　小さな幸せ
■ハルジオン　追憶の愛
■山桜　きみに微笑む
山桜は、ソメイヨシノの違って、葉っぱと花が同時位に開くそうなので、
こっそりと一コマだけ葉っぱ付きの桜の絵を中に混ぜて描いています。
「ずっとここで笑ってて」が一番書きたいセリフでした。

「メロウ/前編」の注意書きの部分に描いた、子犬と猫は、
銀さんは実際１回猫になっているから、まあ描くとしたら猫だろうけど、
沖田くんって何だろ？・・・と考えた時に、やっぱ犬かな、と思いました。
最終的に、柴犬っぽい子犬になりました。
土方さんだったら、黒猫がいいです。これは描く予定でいます。

そして、三月の別名として、「早花咲月」を書いたのは、
仲良くして下さっている方のＰＮと字が被っていたからでした。
他の別名として、「夢見月」などもあるそうですが、やはり、こちらで・・・！


この話は、土方さん編の「星の井戸」と銀時さん編の話（題未定）に続きますが、
銀時さん編の話の中では、下描きの現段階で、「メロウ」の中で沖田君が見てしまった
白昼夢の世界の続きとして、後追いしてしまった男の話と、現実世界でのＲ１８展開に話が
進んでいってしまったので、色んな意味でかなり痛い内容になりました・・・。

少し長い内容で、尚且つやっぱり自己満足な話となってしまうかと思いますが、
読んでも大丈夫そう！・・・な方が、もしいらっしゃいましたら
またどうぞお付き合い下さいますと、とても嬉しいです。

ここまでお読み下さり、ありがとうございました。